第4回 梅原猛の言葉

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第4回 梅原猛の言葉

梅原猛氏が2011年10月~11月に新聞のインタビューを受け次のように語っています。その中から忘れえぬ言葉を抜書きします。

【毎日新聞 2011年10月25日朝刊第12面】自分でものを考え、自分で一つの思想体系をこしらえるのが哲学者である。そういう哲学者は西田幾多郎、田辺元ら数人。日本の多くの哲学者は西洋哲学を研究しているだけだ。私はエピゴーネン(追随)はつまらんと思った。神がかりにならないような学問はつまらんじゃないか。

【朝日新聞 2011年11月2日朝刊第15面】創造は異端から起こる。今までと同じことをしてもある程度の評価は受けるが、本当に大きな仕事はできない。

これらは独創的な哲学研究に関する発言ですが、科学技術研究と通じます。西洋哲学を研究しているのは「習う」学問だということでしょう。独創研究は「作る」学問なのです。