第6回 雑誌「到知」の言葉

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第6回 雑誌「致知」の言葉

雑誌「致知」2005年8月号(致知出版社、東京)の誌上で長倉三郎先生と手島透先生が対談しています。そこで長倉三郎先生は

「研究者には三つの適性がある。すなわち

(1)強い個性と自信に支えられた主流を追わない在野精神、野党的な精神。

(2)道の世界に対する知的好奇心と本質を見抜く洞察力。

(3)困難に挑戦する勇気と、それを克服する活力・情熱。

である。」

と述べています。特に(1)を補足して、

「走り出したバスの後を追って飛び乗るようなことはしなさんな」

と言っています。これら一連の発言により、

「研究は独創的でなければならず、そのような研究を実施するには孤独に耐え、批判に耐えて困難を克服する必要がある。また、他人とは全く異なった観点から考える必要がある。」ということを伝えたかったのだと思います。

なお、長倉三郎先生、手島透先生は私が(財)神奈川科学技術アカデミーでプロジェクト研究を率いていた時代にそれぞれ理事長、研究顧問の要職にあり、私を長くご指導くださいました。深く感謝しております。