第1回 ドレスト光子総合チュートリアル 第1講開催

平成28年10月13,14日、ドレスト光子研究起点の講義室において、第1回ドレスト光子総合チュートリアル第1講を実施しました。受講生約20名の参加のもとに、午前10時~午後5時まで連続講義を行いました。
受講生の皆様は熱心に聴講され、質疑応答も活発に行われ、この分野への関心の高さが伺われました。今回はドレスト光子を学ぶための予備知識を整理することが目的でした。
次回(11月10、11日)には第2講が開催され、いよいよドレスト光子の本論が講義されます。

今回実施した第1講の講義概要は次のとおりです。

【第1講 ドレスト光子への道しるべ】

第1講ではまず「ドレスト光子とは? 何ができる? どこまでやられている?」を概観しました。次にそれらを勉強するための予備知識として、従来の光学で扱っている各種現象を扱いました。特に「光は物質から発する」、「大小いろいろな寸法を持つ物質がある」ことに注目すると従来の光学の論点に潜んだ前提とその適用限界が見えてきます。この前提は従来の技術書では殆ど触れられていませんが、これを見逃さないことがドレスト光子の勉強へと進む道しるべとしました。

≪主な講義項目≫

(1)ドレスト光子概観(ドレスト光子とは? 何ができる? どこまでやられている?)

(2)古典光学入門とそこに潜む前提(光学理論の分類、光の波長とは? 物質の屈折率とは? 反射・透過とブリュースタ角、全反射とエバネッセント光、共振器とモード、導波路と遮断波長、回折と因果関係、物質中の光の性質の起源、古典光学に潜む前提)

(3)量子光学入門とそこに潜む前提(量子力学の基礎知識、エネルギー準位、三つの表示方法、行列と状態ベクトル、時間を含む摂動と光の吸収・放出、光の量子論、第二量子化、量子光学に潜む前提)

(4)光と物質の相互作用入門とそこに潜む前提(分子の解離、素励起とモードと励起子ポラリトン、フォノン、間接遷移型半導体、デバイスが消費するエネルギー、相互作用に潜む前提)

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受講風景

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テキスト外観